超機大戦α if 〜燃え尽きない流星とアイ〜
第9話
前戦闘から3日後、意識を失っていた耕介が目を覚ました。
耕介「…ここは…?」
??「よかった、やっと目、覚ました……」
耕介が寝ているベットの隣には、椎名ゆうひが居た。
ゆうひ「3日も目、覚まさんから心配したで〜」
耕介「…3日? そんなに寝込んでいたのか…俺は?」
ゆうひ「そや」
耕介「……ずっと看ていてくれていたのか?」
ゆうひ「…………」
ゆうひは答える代りに、少しだけ微笑んだ。
耕介「………」
沈黙が、2人に降りて来た。
じーっと見詰め合う瞳がある。
ゆうひ「……………」
耕介「……………………」
ゆうひは、耕介が何か言葉を切り出すのを待っているように…じっと耕介を見詰めている。
ゆうひ「……うち、耕介くんにゆーとかいかんことがあるんよ。
…待ってても、しゃあないかなっ、て……そやから、勇気出して、ゆーてまうことにした」
そんな沈黙に耐えられなくなったゆうひが切り出す。
耕介はゆうひが何を言うのかわかっていた、だから
耕介「……いつから?」
ゆうひ「……どれくらいからかなあ…。
……はじめて名前で呼んでくれたころ…かなぁ」
……どきん……
耕介は、自分の心臓が高鳴るのを聞いた。
耕介「……ゆうひ……」
ゆうひ「……耕介くんは……やっさしーくせに、えっらい鈍いから……」
どきん。
どきん…。
耕介「……ゆうひ」
ゆうひ「……はいー……」
耕介「……ゆうひ……。
……俺も……いや、俺……ゆうひに言いたいことがある」
ゆうひが、一瞬不安げな顔をする。
耕介「その前に…」
ゆうひ「その前に?」
耕介「覗いてんな、そこ!」
ガタガタ……ダダダダ!
ドアを少し開けて覗いていたアキトとイネスは脱兎の如く逃げ出した。
すー、はー。
呼吸を整えて、続きを言う。
耕介「……俺も……。
その…いつからか、ゆうひのこと…気になってて。
……こんなタイミングでなきゃ言い出せないなんて、ちっと情けないんだけど…」
ゆうひ「…そんなん、ないよー……」
耕介「……ありがと……」
すー、はー…。
再び深呼吸する。
耕介「……俺…ゆうひのこと…好きだ」
ゆうひ「…あ…」
ゆうひは、少し驚いたような顔をして……その後小さく微笑んだ。
ゆうひ「……うちも…うちも、耕介くんのこと……めっちゃ好きや…」
心臓の鼓動は、既にパンク寸前だった。
耕介「………」
ゆうひ「………」
じーっと、見詰め合ったまま…
耕介「…ゆうひ」
ゆうひ「…あ……」
耕介は、ゆうひの肩に手を添えて、ゆっくり顔を近づける。
ゆうひは、ちょっと驚いて…その後ゆっくりと目を閉じた。
……どくん。
どくん。
どくん。
そして2つの影が、1つになった。
廊下を爆走していたアキト達だが、イネスが息を切らしたため、ようやく止まった。
イネス「…はー…はー…」
イネスは壁に手を沿えて、息を整える。
アキト「………」
アキトは何かを考えている。
アキト「……イネス」
イネスに声を掛ける。
イネス「…はー……何、おにいちゃん」
アキト「…こんな風情も無い時に渡すのはどうかとは思うが…受け取ってくれないか…?」
そっと小箱を出す。
イネス「……これ、もしかして……」
アキトは肯く。
イネス「…ホントに…嘘とか言わないよね…?」
アキト「ホントだ」
イネス「ホントのホント?」
アキト「ホントのホントのホントだ」
イネス「ホント…」
チュ!
ループしそうなイネスの唇を自分の唇で塞ぐ。
極東支部では、一部のものを除いた天上天下無敵隊が待機している。
その中で、SRXチームはR−3のパワードパーツの取り付けを行なっていた。
ビー、ビー
ドレイク軍が襲撃、すぐさま各パイロットは愛機に乗るが、SRXチームは出撃を禁じられた。
理由は合体が可能になるまで慎重になるということでだ。
出撃前から、ニュータイプ、念動者達は言いようの無い不安を感じていた。
そしてそれは戦闘が熱中しはじめたころ姿を表す。
ごごごごご…。
重力震と共に黒の機体、アストラナガンそれと蒼の機体ナイト・改が突如現れた。
リュウセイ「あ、あれは…アストラナガン!」
アヤ「イ、イングラム少佐…」
ロブ「あれが…イングラム少佐のアストラナガンか!」
格納庫で待機していたリュウセイ達は複雑な気持ちを抱える。
キョウスケ「…アルフィミィ」
ナイト・改がこちらを見ているので、誰が乗っているのかわかる。
リュウセイ「奴が現れた…!
このまま黙っていられるか!」
走り出す。
アヤ「リュウ! どこ行くの!?」
リュウセイ「俺はR−1で出る!
奴を放っておけるか!!」
言いきり、R−1に搭乗する。
ライ、アヤもそれに続く。
出て来たRシリーズ、それと状況を把握し、イングラムは笑う。
イングラム「…好都合だな、シュウのグランゾンは居ないようだ。
そして…必要な素材も揃っている」
アルフィミィ「キョウスケは私のものですの、手出し無用ですの」
イングラム「わかっている」
リュウセイ「ライ、アヤ!
どうしてお前らまで!?」
アヤ「あなた1人、行かせはしないわ」
リュウセイ「!」
ライ「…俺達はチームだ。
それにイングラム少佐に借りがあるのはお前だけではない」
リュウセイ「お前ら…」
イングラム「久しぶりだな…まだ生きていたか」
リュウセイ「!」
ライ「!」
イングラム「お前たちのおかげで、俺はこのアストラナガンを完成させることができた…。少なくともお前たちに感謝という感情を持てるようになったよ」
リュウセイ「な、何だと!?
俺達を裏切っておいて、よくも…!」
アヤ「少佐! あなたは…!!」
イングラム「……………」
リュウセイとアヤの問いに答えない。
アヤ「あなたは、本当に…本当にエアロゲイターの人間なんですか!?
そうなら、何故トロニウムを…!」
イングラム「……………」
アヤは疑惑をぶつけるが、イングラムは無言を続ける。
リュウセイ「イングラムッ!!」
R−1が間合いを詰めようとするが、インフィニティ・シリンダーをくらい、ボロボロになってしまう。
リュウセイ「ぐああああっ!!」
アヤ「リュウ!!」
ロブ「リュウセイ!!」
イングラム「非力だな、リュウセイ」
リュウセイ「う、うう…」
イングラム「その程度の力ではエアロゲイターや宇宙怪獣を倒すことはできんぞ」
リュウセイ「……………」
アヤ「リュウ! リュウ! 返事をしてっ!!」
ライ「リュウセイ、立て!
いつものしぶとさはどうした!?」
リュウセイ「…………」
2人は叫ぶが、リュウセイは答えれない。
イングラム「そうだ、立ち上がってみせろ。
そして、思い出せ。自分がSRX計画に参加した理由を…」
リュウセイ「…理由だと…?
…俺が…SRX計画に…参加した理由……。
…理由…。
…………」
少しだけ、イングラムの言葉に反応したが、また意識を失いかける。
イングラム「…お前がその程度なら、ここにいる人間全てをアストラナガンで消滅させるしかないようだな…」
その様子に少し失望しかかながらも、リュウセイを挑発する。
リュウセイ「! お、俺は…俺は……!
俺は死んだ親父に誓ったんだ!
仲間達を…皆を守れる男になると!!」
ピイイイン……ドゥゥゥン
今まで使ったことの無いシステムが起動する。
アヤ「!!」
リュウセイ「!?」
???「RTEレベル、1定値ヲオーバー。
パイロット及ビ 機体ノ安全ヲ 優先シ…
T−LINKシステムカラ ウラヌス・システムヘ移行」
ウラヌス・システム機動と共に、R−1に変化が生じはじめた。
リュウセイ「な、何だ!? R−1のパワーゲージが…上がっていく!?」
イングラム(フフフ……ようやく作動したか…)
R−1の変化をイングラムは歓喜してみている。
アヤ「こ、これは…!!」
ロブ「リュウセイの念動力が…すざましい勢いで増幅されている…!?
で、でも、この数値は一体!?」
アヤ達は予期せぬ状況に戸惑うが、それだけでは終わらなかった。
リュウセイ「うおおおおおおっ!!」
リュウセイはウラヌス・システムを凌駕し、暴走ともいえる強大化した念動力を使いこなしている。
マーベル「ま、まさか…ハイパー化!?」
限りなく近い状況下を知っているマーベルが口にするが。
エレ「違う…あの力は……!!」
同じことを知っているエレがすぐさま否定する。
イングラム「そうだ、リュウセイ。その力だ…。
さあ、俺に見せてみろ。
Rシリーズの真の姿を!」
リュウセイ「立ち上がってくれ、R−1!!」
ライ「この念動値なら行ける!」
アヤ「ライ!?」
ライ「大尉、合体のチャンスは今です!
いちかばちかリュウセイに賭けてみるしかありません!!」
リュウセイの念動力がある数値を超えたのを知ったライが、決断を告げる。
アヤ「……わかったわ」
無論、リュウセイはこれを聞いていた。
リュウセイ「よおし、2人ともやるぞ!」
アヤ「了解。
T−LINKフルコンタクト!」
ライ「トロニウム・エンジン、フルドライブ!」
アヤ「念動フィールド、オン!」
リュウセイ「行くぜっ!!
ヴァリアブル・フォーメーション!!」
三機並んで飛び、ある程度行ったところでR−1が一番上になり、R−2、R−3がそれに続く。
R−1が複雑な変形をし、頭部パーツになり、R−2が同じく複雑に変形し、胸部部分となる、最後にR−3が脚になり
リュウセイ「天下無敵のスーパーロボット、ここに見参!!」
Rシリーズの真の姿、SRXが遂に姿を現した。
イングラム「……ようやく合体に成功したか、リュウセイ……」
リュウセイ「ライ、各部のチェックは終了したか!?」
ライ「ああ…理由は不明だが、トロニウム・エンジンが安定している。
このまま戦闘を行なっても問題ない」
ロブ(シミュレーションでは何度も失敗したSRXの合体が…こんなにうまく行くとは…!)
リュウセイ「アヤ、R−3のT−LINKシステムは!?」
アヤ「……何とか持たせてみせるわ。
私のことは気にしないで戦って」
リュウセイ「…俺はSRXでイングラムを倒す。
いいんだな?」
アヤ「あの人が私たちの…地球の敵に回るというのなら、私もあなたやライと一緒に戦うわ。
それが…私がここに居る理由だから」
リュウセイ「ようし…いくぜ!」
イングラム「さあ、来い…。
SRXの実戦テストの相手になってやる」
リュウセイ「そうやって、余裕をブチかましていられるのも今の内だ!!」
アヤ「イングラム少佐…あなたが私たちの敵に回るのなら…私はあなたと戦います!」
イングラム「…………」
リュウセイ「行くぞ、SRX!
お前の力を見せてみろっ!!」
アヤ「念動フィールド、収束開始!」
ライ「出力最大!」
胸元から剣の柄を出し、その柄に念動の刃が生える。
リュウセイ「天上天下っ! 念動! 爆・砕・剣!!」
その剣でアストラナガンに切りかかった。
ザシュッ! ビイイイイイイイイイ!
突き刺さった刃が内部で爆発を連鎖的に起しはじめる。
リュウセイ「念動爆砕!」
ドオオオオオオオン!!
ひときわ大きく爆発し、アストラナガンを大破させた。
それでもイングラムは笑みを絶やさない。
イングラム「今回の俺の目的は既に達成された…。
また会おう…天上天下無敵隊」
ごごごごごご
重力震が起きはじめる。
アルフィミィ「…残念ですけど、今日はここまでですの」
キョウスケとエクセレンと交戦していたアルフィミィがアストラナガンに向かっていく。
リュウセイ「待て! イングラム!!」
リュウセイは追撃したかったが、念動爆砕剣を使ったせいで、アヤの念動力が弱くなっていた、そのため追いきれなかった。
ごごごご……
重力震が収まり、イングラムは撤退していった。
リュウセイ「くそっ……くそおっ!!」
アヤ「…あ…」
イングラムが撤退したのを見たアヤは、張り詰めていた緊張が解け、気を失ってしまった。
リュウセイ「アヤ!?」
ライ「大尉!」
気を失うと同時にSRXの合体が解除された。
ガシッ!
落下するR−3をR−1とR−2が両肩を支え、着地する。
ノリコ「スウパアア! イ・ナ・ズ・マ!! キイイイイイイクゥゥゥ!!!」
エクセリヲンから持ち帰って来た、ガンバスターがウィル・ウィプスに大きな風穴を開け、ドレイク軍は撤退した。
リュウセイ「くそ!!」
ドゴオオオオオン!!
戦闘終了後、R−1から降りたリュウセイが、八つ当たりを込めて壁を殴った。
リュウセイ「え?」
思いのほか大きな音が立ち、壁を見てみると、そこには1メートルはある穴が生れていた。
ライ「リュウセイ…?」
冷静さを失わないようにしているライも流石に戸惑っている。
リュウセイ「……………。
念動集中、破を念じて刃となれ!」
念動破砕剣を使うように念を練ってみる。
いいいいいいん
リュウセイ「…………。
まじか……」
目の前にあるのは、緑色の光の剣、リュウセイが戦闘時に使う破砕剣と同じ物だった。
後書き?
無理 無茶だよ
SRXの合体って、複雑すぎて、無理があるよ
ある意味、ゲッター並だよ
合体の手順うまく書けないよ
デモを何度も見たのに
キスシーン、ナデシコ・3×3・とらハ2の影響もろに受けたよ
ストライクのMG出す前にF91かVを出すべきだ
HG改装版のZZ出るといいな