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超機大戦α if 〜燃え尽きない流星とアイ〜

 

第4話

 

 

??「さあ、今日は前から考えていたB−39案を行なうよ」

??「や、や…め……ろ」

??「ホント凄い生命力だね〜。僕らだったと当の昔に死んでもいい量のナノマシンを体内に内蔵しながら、五感が衰える程度で済んでるよ。

実は君にプレゼントがあるんだ、データを表示できる物だよ」

ガチャ

 その部屋に入って来たのは桃色の髪と金色の瞳をした少女だった。

 

 

 

 

 

ガバッ!!

??「…あ、夢か……」

目を覚ましたのは、ネルガル・シークレット・サービス所属スサノオ本名天河明人。

その傍らには彼の婚約者――イネス=フレサンジュが寝ている。

少しづつ何があったのか思い出す。

アキト「そうか、俺はあの少年に負けて意識を失った訳か…」

アキトはイネスを起さない様にベットから出ようとしたが、

イネス「…お兄ちゃん…」

イネスの呟きを聞き、イネスの顔を見ると涙の跡が残っていることに気がつく。

アキト「……また心配掛けたのか、俺は…

 ごめんなイネス」

優しく頭を撫でる。

 

 

 

 

 

アキト「ウリバタケ、戦闘データの解析は終わったか?」

イネスを起して格納庫に着いたアキトが発したのはそんな一言だった。

ウリバタケ「ようやくお目覚めか、あんまお姫様を心配させるな。

って、まあいい、その調子だとまったく分かってないって訳じゃないようだし」

アキトはイネスを抱き上げて格納庫に入って来たのだ、俗に言うお姫様抱っこという奴で(格納庫にはウリバタケ一人)。

イネス「……………」

イネスは真っ赤な顔をしている、アキトは少し照れているようだ。

何故こうしているというと、イネスが起きた時寝ぼけながらお姫様抱っこをしてと言ったのが原因だ。

罪悪感を感じていたアキトはこれを承諾。

しかし、目が覚めたイネスは恥ずかしい様だ。

アキト「…で、戦闘データはどうだ?」

ウリバタケ「俺達の想像道理って訳じゃなかったが、予想より少し上って所だ」

アキト「シラカワ博士の言う通りという訳か」

ウリバタケ「そうだ、しかしあの機体まじで遠距離用の武器が無い…接近戦オンリーの機体だ」

アキト「…量産は可能か?」

ウリバタケ「無理だ」

 ウリバタケは即答する。

ウリバタケ「技術の根本的なところから違う、整備は何とかできるが機関部とかはブラックボックスに近い、短時間でどうにかなるもんじゃない」

アキト「…彼に協力を求めるしかないか…」

ウリバタケ「それしかないな、民間人を巻き込むことになるのは辛いけど」

アキト「すまない、巻き込んだりして」

ウリバタケ「俺のことは気にするなよ、あんな計画があるんだったら科学者としては飛びつくことは当然だぜ」

 

 

 

恭也「……………」

恭也は体育室の中央で抜刀の構えを取っている。

恭也「!!」

シャイイイイイイイン!!

目をカッと開け、高速で四連撃を繰り出す。

恭也「ふう…」

パチパチ

スサノオ「お見事」

恭也「もう起きてても平気なんですか?」

スサノオ「ああ、もう大丈夫だ。

……実は君に契約の変更を願いたいんだ」

恭也「契約の変更……どう変えて欲しいんですか?」

スサノオ「…ネルガルの実戦部隊として協力してもらいたい」

恭也「…ファイリーズを量産できなかったんですね」

スサノオ「その通りだ、それゆえに協力を願う」

恭也「いいでしょう、こうなることは予想できてましたから」

スサノオ「すまんな」

 

 

 

 

 

 

 

スサノオと恭也、二人の男がそれぞれの得物を持って対峙している。

スサノオは一振りの木刀、恭也は木刀を少し短くした小太刀。

スサノオ「ハッ!!」

先にスサノオが仕掛ける、上段からの袈裟斬りを。

恭也「…」

 

御神流奥義乃歩法 神速

恭也の身体能力が通常の何倍の速度になり、その斬撃を左手の小太刀で受け流し、滑らかな動きでそのままスサノオの腹を右手の小太刀で突く。

瞬き一つの時間で勝負はついた。

スサノオ「ぐはっ!」

一撃でスサノオは膝をつく。

アカツキ「勝負あり!」

観戦していたアカツキが勝敗を決する。

アカツキ「それにしてもアキト君が一撃でやられるとは、君凄い腕だね」

恭也が来てから数日たつ、今日初めて会長と出会った。

恭也はスサノオの部下になり、スサノオの本名を知っている数少ない人間の一人となった。

恭也「会長、そんなことありませんよ。

私程度の技量の持ち主はいくらでもいます」

アカツキは急に泣き出す。

アカツキ「君だけだよ、僕を会長らしく扱ってくれるの」

プシュ

トレーニング室の扉が開き、黒髪の美女が入ってくる。

エリナ「やっぱりここにいたのね、極楽トンボ。

時間が無いのよ、さっさと会議室にきなさい」

アカツキ「そういう訳で僕行くね〜」

風のように現れ、アカツキを引っ張りながらエリナは去っていった。

恭也「…………会長?」

アキト「何を思ったかは聞かんが、あれが会長だ」

恭也「………そうですか」

イネス「それでどう、お兄ちゃんの実力は?」

恭也「そうですね。

 一般人には負けることはないですね、訓練を受けた人間にも劣りませんよ」

イネス「あなたのレベルに勝つにはどの位掛かりそう?」

恭也「身体能力は俺とそう変わらないみたいですし、駆け引きや経験を身につけることが必要ですから…半年もあれば勝算が出てきますね」

アキト「半年か…」

その日からアキトと恭也の訓練が始まった。

 

 

 

 

 

 

第5使徒ラミエルを討ったロンド=ベル隊は部隊を三つに分け複数の敵に対し行動しはじめた。

獣戦機隊、ゲッターチーム、マジンガーチーム、コンバトラーチーム、ライディーンチームは極東支部の守護。

リガ・ミリティアとカミーユ=ビダン、コウ=ウラキ、ウッソ=エヴィンはガンダム試作二号機の追撃のため、宇宙へ向かった。

アーガマ隊はEVA二号機を海上で受け取り、南アタリア島に向かうことになった。

ロンド=ベル隊のパイロット、折原浩平とリュウセイ=ダテ(この二人は親友)が浩平の部屋で何やら話をしている。

浩平「なあ、リュウ。

お前これ持ってないか?」

リュウセイ「何…これか、持ってるが実家に置いてあるぞ」

浩平「そうか、残念だな」

リュウセイ「すぐにでも欲しいのならもってこさせるが、どうする?」

浩平「持ってこさせるって誰にだよ、ここ軍艦だぜ」

リュウセイ「軍人に決まってるじゃんか」

浩平「は?」

リュウセイ「俺一応少尉だから、その位ならできるぞ。

しかし、ちょっとまずいかなこれは。

さすがに連邦の船にジオンの制服を持ち込むのはな」

浩平「それは言わないでくれ。

 でも必要なんだ」

リュウセイ「一体何に使うつもりだよ、これを。

まさか、ジオン軍にでも行くのか?」

浩平「いや、本物を見たいだけだ」

リュウセイ「本物?」

浩平「…届いたら教えてくれ。

それよりもお前が軍にいるなんて知らなかったぞ、家族はどうするんだよ」

その質問に対しリュウセイは表情をきつくする。

リュウセイ「お袋のために俺は軍に入ったんだ。

スカウトにきた人がお袋の入院費を払ってくれるって約束してくれたんで」

浩平「…澪と繭はそれを承諾したのか?」

リュウセイ「一応な…」

ふと、リュウセイの頭に別れ際の二人の顔が思い出された。

作り笑いした顔がどうしても頭に残る。

リュウセイ「何か企んでるようだけど。

それよりお前はなんで一人でいるんだよ、里村と一緒じゃねえのか?」

浩平も表情をきつくする。

浩平「茜は……行方不明だ」

浩平は今までの詳細を話す。

リュウセイ「…辛いな、それは」

浩平「だが、俺は諦めていない、あいつは必ず生きている」

リュウセイ「そうか、俺は協力するから、それを忘れるな」

浩平「当たり前だ、俺は必ず…」

キュイイイイイイイイイイイイイイ

突如光が溢れ出る。

リュウセイ「な、何だ!?」

リュウセイの問いに答える者はなく、アーガマはこの世界から消えた。

 

この情報はすぐに全勢力に流れ、新たな動きを開始しはじめる。

 

 

 

 

ネルガル

とある一室で女性達が寝ている。

トゥルル トゥルル カチ

電話を取ったのは、最年長の女性。

イネス「…イネス=フレサンジュです、!…分かったわ、すぐ起します」

イネスの左側に寝ている少女を起す。

イネス「ラピス、緊急事態が起きたの、お兄ちゃんをすぐに起して」

強制的に起されながらも、ラピスはアキトを起す。

ラピス「アキト…イネスが呼んでいる…すぐ来て」

再び眠ってしまう。

 

数分後、アキト、イネス、アカツキ、エリナ、恭也が会議室に集結した。

ルリとラピスはまだ眠っている。

アキト「それで一体何が起きたんだ?」

アキトはアカツキに問う。

アカツキ「アーガマが消息を絶った」

アキト「なに!?」

エリナ「事実よ、衛生から確認したけどアーガマの姿は見当たらないわ」

恭也「何処かの組織と戦闘し、敗北したということですか?」

恭也が問う。

アカツキ「違う、戦闘した形跡はなく、神隠しのように消えてしまったんだ」

アキト「あの船には、イングラムとサイコドライバー候補が二人乗っている…まさかとは思うが、イングラムが何か行動を起したのか…?」

アカツキ「それはそれで何とかしないといけないが、今問題なのは、各勢力が動き出していることだ。

こちらも動かないといけない」

アキトは考える。

アキト「…極東支部にはまだ、ロンド=ベルのスーパーロボット軍団が残っている。極東が落とされることはないだろ」

イネス「そうね」

アキト「となると、南アタリア島にティターンズとネオ・ジオンが攻撃を仕掛ける恐れがある、…南アタリア島に向かうしかないな」

エリナ「でも南アタリア島はDCの部隊SDFが防衛しているのよ?

彼等をティターンズやネオ・ジオンが突破できるとは思えないけど」

アカツキ「…いや、いい機会だ、僕たちは南アタリア島に向かおう。

アキト君、ユーチャリスの調子はどうだ?」

アキト「問題ない、いつでも出港できる」

アカツキ「では、すぐにでも出港しよう」

「「「「了解」」」」

 

 

 

 

ネルガルは表舞台に顔を出すことにした。

そして舞台は南アタリア島に移る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

リュウセイ達は驚愕し、アキトは親友と再会、アカツキは企みが成功し、イネス女史は泣き、エリナは歓喜する。

超機大戦α if 〜燃え尽きない流星とアイ〜

第5話

神超えしモノにスイッチオン!

 

 

 

 

 

 

 

一部嘘があります



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